意外と便利な連絡先リストを作ってみよう【手帳活用アイデア6】
こんにちは。アイルです。
手帳活用アイデアの第4弾として「連絡先リスト」についてお話します。
連絡先なんてスマホに全て登録してあるから、わざわざ手帳に書く必要なんてない
と思われたのではないでしょうか。
スマホだと電話番号やメールアドレスが変わった時に変更するのが楽ですし、何よりそのままメールや電話ができるので、どう考えてもスマホに登録する方が楽ですよね。
私も基本的には全てスマホを使ってGoogleのアドレス帳に登録をしています。
あえて連絡先リストを作る意味とは
スマホで管理できていれば不要と思われる「連絡先」をあえて手帳に書く理由は大きく3つあります。
・緊急時の備え
・電話中でも見れる
・拾ってくれた人へのメッセージ
です。
緊急時の備え
「なんとかして家族と連絡を取りたい」
「使える公衆電話が目の前にあるのに」
「電話番号がわからない。。。」
これは1995年の阪神・淡路大震災で私の友人が実際に経験したお話です。
この友人とその家族の人は、連絡が取れるまで丸1日以上かかり、ずっと不安な気持ちでいっぱいだったそうです。
これほどの災害は頻繁にあるものではありませんが、
突然スマホの電源が入らなくなった。
スマホを落としてしまって画面が見えなくなってしまった。
あまり経験したくないことではありますが、多くの人が経験していることではないでしょうか。
そしてこういった困った時に、意外と連絡先がわからなくなって困ることが多いと思います。
普段あなたが生活している中で起きた時は、すぐにキャリアへ持ち込んだり友人にスマホを借りるなどして難を逃れることができるかもしれません。
しかし、一人で旅行をしている時や友人もしらない連絡先については、どうにもならないと思います。
こんな時に役立つのが「手帳に書かれている連絡先」です。
連絡先リストには全ての連絡先を書いておく必要は全くありません。
緊急時に連絡をとりたいかもしれないと思う、最低限の人だけが書いてあるだけでも、何かあった時に非常に助かります。
電話中でも見れる
スマホで電話中に「◯◯さんの連絡先を教えて」とお願いされた経験がある方は多いと思います。
特にお店の連絡先を聞かれたけど答えられない、なんて経験が多いと思います。
その場では答えられないので、電話を切ってから答えることになってしまいますが、ビジネスの場合では機会損失になってしまうかもしれません。
会社のデスクに座っている時であれば、名刺をみて返事をすることもできますが、出先に全ての名刺を持ち歩くのはちょっと難しいですよね。
同じ話を友人にしたら「全て電子化しているから見れる」と言われましたが、それもスマホを使わないと見れないですしね。。。
もし手帳に取引先や自社の連絡先が書いてあれば、その場でスマートに回答することができます。
「そんなことで何が変わるのか」と思われるかもしれませんが、相手はあなたからの連絡を待つ必要がなくなります。
ほんの小さな違いですが、この「相手が連絡を待つ時間」を減らすことができるかどうかが、一流のビジネスマンとそうでない人の決定的な違いです。
これも全ての連絡先を登録する必要はありませんが、よく聞かれる会社や自分の会社で名刺に載っていない直通の連絡先などを書いておくと、いざという時に役に立ちます。
また、お店であれば以前ご紹介した自分のお気に入り店リストを作っていれば、そちらを見て連絡を取ることもできます。
拾ってくれた人へのメッセージ
手帳は重要な情報の宝庫です。
絶対に落としてしまったり、置き忘れてしまったりしてはいけません。
とは言っても100%落とすことはないと言い切れる人は、家や職場から持ち出さない人だけではないでしょうか。
そんな手帳を落としてしまった時に役立つのが「拾ってくれた人へのメッセージ」です。
これはビジネスマンに限った話ではなく、お子様に小さな手帳を持っていてもらえば、鞄を置き忘れてしまった時や迷子の時にとても役立ちます。
手帳の一番前か後ろに自分の名前と連絡先があれば、拾ってくれた人から連絡をもらうことができるかもしれません。
この時に「拾ってくれた人への感謝の言葉」もあわせて書いておくと、拾ってくれた人も嬉しい気持ちになれるのでおすすめです。
大事な手帳ですので、万が一の時に備えて拾ってくれた人へのメッセージをいれておくのは非常に効果的です。