欲望・恐怖リストを書いてみよう【手帳活用アイデア3】
こんにちは。アイルです。
皆さんは手帳をうまく使えていますか?
あまりうまく使えているという自信がないという方は、以前に手帳活用アイデアとして「目標管理」「行動予定」について記事を書いているので、そちらも参考にしてみてください。
今回は手帳活用アイデアの第3弾として「欲望・恐怖リスト」についてお話しします。
欲望・恐怖リストを書いてみよう
「自分の欲望や恐怖なんて人に見られてくない」
と思う人も多いと思います。
実際私も手帳に書いている欲望リスト、恐怖リストを誰かに見せたことは一度もありません。
そもそも手帳は人に見せるために書くのではなく、自分自身と向き合うために書きます。
欲望、恐怖リストも同様に、誰かに見せるためではなく「自分自身と向き合う」ために、自分の気持ちを書き出して見えるようにしておくのが目的です。
そもそも手帳なんて人に見せるものではないですから「億万長者になりたい」「世界征服がしたい」「美男美女にモテたい」など、自分の欲望のままに書いてください。
欲望リスト
欲望リストとは、読んで字のごとく自分がやりたいこと、やってみたいこと、できたら良いなと思うことなど「ありとあらゆる望み」を書き出します。
似たものとして「死ぬまでにやりたい100の事リスト」というものがあります。
これは自分が死ぬまでにやってみたいと思う事を思いつくままに100個書き出せば、自然と自分の目的が見えてきて、人生を有意義に生きられる
といった効果のあるものです。
興味がある方は、ぜひこちらもやってみてください。
この記事でお勧めしている「欲望リスト」は、これをもう少し幅広く捉えたものになります。
まず欲望リストを作るにあたっての大前提になるのが
・仕事や家族、金銭などなんの制約も無い
・年齢や体力など身体的な制約も無い
・できる、できないは一切関係ない
という考え方です。
その前提条件を踏まえてやりたい事や、やってみたい事、欲しいものなど、なんでも良いのでひたすらに書き出してください。
書き出す数に条件はあまりありませんが、多ければ多いほど効果が出ます。
私の場合であれば、
・字が綺麗になりたい
・痩せたい
・ハイスペックなパソコンが欲しい
・専用の映画館が欲しい
・火星に旅行に行きたい
と、すぐにできそうなものから、生きている間に実現するのは難しそうなものまで、ありとあらゆるもを200個以上書いてあります。
なんども繰り返しになりますが、ここで大事なのは「今叶えらえる事」を書き出すのではなく、「叶えられないかもしれないけどやってみたい事や欲しいもの」を書き出すことです。
実際に望みが叶わないのであれば、書き出しても意味がないと思われるかもしれませんが、そんなことはありません。
100%その通りではなくても「近い体験」ならできる可能性があるからです。
例えば「専用の映画館をが欲しい」は無理かもしれませんが「映画館に近いホームシアタールーム」は作れるかもしれません。
夢は思っているだけでは絶対に叶いませんが、何か行動をすれば叶う可能性が出てきます。
欲望リストを書き出すのはその第一歩になります。
恐怖リスト
欲望リストの次は「恐怖リスト」を作ってみてください。
恐怖リストも読んで字のごとくですが、「今自分が感じる恐怖」のことです。
分かりやすい例では、
・今の仕事をくびになったら収入源が無くなってしまう
・収入源を新しく見つけるにも、転職するするだけのスキルが無い
・今の生活レベルでは、バイトの収入じゃ生活できない
といったものになります。
恐怖心は誰もが持っているもので、なかなかコントロールすることが難しいものです。
それを書き出しておくことで、
・実際に恐怖リストのことが起きても、慌てなくてすむ
・あらかじめ恐怖に対して備えることができる
という効果があります。
恐怖リストの内容なんて起きないのが理想だとは思いますが、大企業でも倒産する可能性がある今の世の中では「どんなことも起きないとは言い切れない」と思っています。
その為にも、あらかじめなんらかの備えをしておくことは、必要なことだと思います。
欲望リスト、恐怖リストのどちらにも言えること
欲望リスト、恐怖リストのどちらにも言える事として
・できる限り細かく具体的にかく
・定期的に(できれば毎日)見直して修正していく
・修正する時に、過去の内容を消さない
があります。
欲望リストの内容が具体的になればなるほど、その欲望は叶う可能性が高くなりますし、絶望リストの方はそれが起きても簡単に対処ができるようになります。
そして欲望も恐怖もすぐに変わるものです。
例えばTVで南国リゾート映像を見たら「南国に行きたい」という欲望が出てくるかもしれませんし、大地震の映像を見ると「大地震が怖い」となると思います。
そういったものを定期的に見直すことによって、自分の行動を見つめ直すことができます。
そして過去に書いてあるものを消してしまうと、何を望んでいたか、何に恐怖を感じていたかを見返せなくなってしまいます。
理想的なのは見直しの度に欲望リストと恐怖リストを新たに作ることですが、それが難しいようなら二重線で決して新しく書き足していってください。
1ヶ月に1回くらいのペースでリストを新しく書き起こしていけば、いつでも新しい気持ちで欲望・恐怖リストを見ることができます。
まとめ
欲望や恐怖は普段あまり表に出してはいけないと思いがちです。
しかし、自分自身を見つめる為には、無くてはならないものです。
手帳に書いてあるものは誰かに見せるものでは無いので「自分自身を知る為」にもぜひ書き出してみてください。