イヤな人に対してとるべき行動【冷静さと共感が鍵です】

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こんにちは。アイルです。


皆さん普段生活をしてる中で「イヤな人」はいますか?


会社で仕事をしていると、どうしても意見の食い違いや立場もあってイヤな事を言われることもあると思います。


その人とその後、どう接していますか?


イヤなことがあった後にその人とどう接するかによって、その人との今後の付き合い方が大きく変わってきます。


私も自分の部署内だけではなく、多くの他部所にいる人と話をして案件を進めることがありましたが、どうしても意見が噛み合わずお互いイヤな思いをしたことがあります。


二度と会わない人なら難しく考える必要もないかもしれませんが、会社で毎日一緒に過ごす人であれば、どうにかしたいと思いますよね。


そこで私が実際にやっていた

「イヤな気分になった相手との関係を修復する方法」

についてお話します。


イヤな人に対してとるべき行動

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まず当たり前と思われるかもしれませんが、相手との会話で感情的になってはいけません。


これは誰との会話でも言えることですが、感情的になって話をしても何一つ解決しません。


一見相手が折れてうまくことが進んだろうに見えるかもしれませんが、相手はあなた対してイヤな気分を持つことになるので、後々その影響は必ずでてきます。


もし感情的な会話になってきたと感じることがあれば、その時は

「言われた内容を踏まえて、もう少し考えてみます」

「頂いた内容を整理したいので、少しお時間を頂けますか」

といった話でその会話を一度終わらせて、冷静になる必要があります。


そして、冷静になった後に自分の話、相手の話を整理して、もう一度相手に話をすると、先ほどとは違いうまく会話が進みます。


整理するポイント1 「イヤな部分後具体的に」

話の内容を整理するにあたってまずすべきは、

「相手の話の何がイヤだったか」

を明確にすることです。


相手の言い方、相手の主張、その場の雰囲気などいろいろあると思いますが、自分がイヤだと感じたポイントが具体的であればあるほど良いです。


もし自分だけで整理ができない、冷静に考える事ができない時は、相手の事を知っている友人に相談すると、冷静に整理できます。


また、相手の友人であなたの事をよく知っている人がいるようでしたら、客観的な目で両者の主張を見ることができますので、より具体的に整理をすることができます。


直して欲しいポイントが具体的になればなるほど、どうして欲しいかを相手に具体的に伝えることが出来るようになります。


相手も具体的な内容であればあるほど理解が深まり行動しやすくなりますので、改善される可能性が高くなります。

整理するポイント2 相手の主張が全て正しいと考える

整理するポイントの二つ目は

「相手の主張が全て正しい」

という前提のもとで考えることです。


「自分の主張はしないのか」

「相手の言うことに全て従えと言うことか」

と思われるでしょ。


もちろん自分の意見は主張すべきですし、相手の話に全て従う必要はありません、


しかし、

「なぜ相手がこの主張をしているのか」

その背景がわからないままでは、何度話をしても同じ事を繰り返すだけです。


もし同じ会話を延々と繰り返すのであれば、あなたはもうその人と会話をせず、上司に話をして別の人に委ねるべきです。


今の会社で同じ話を延々としている人は必要とされませんからね。



相手がなぜその発言をしているのか。


もしかしたらこちらの情報が全て伝わりきっていなくて、勘違いをされているだけかもしれません。


もしくは、あなたの考えに不十分なことがあるのに気づいていても、それをあなたにうまく伝えられていないのかもしれません。


場合によってはあなたの意見がいいと思っていても、立場的に言えない可能性だってあります。


相手がなぜその主張しているのか。

その背景に何があるのかを見極めることが出来れば、あなたが出す答えは大きく変わってきますし、相手がそれを受け止めやすくもなります。


一方的に主張するのではなく、相手がなぜそれを主張するのか、冷静に見ることも大切です。


整理のポイント3 妥協点を考える

冷静にポイントを分析できて、相手の主張の分析も出来れば、後はあなたが何を妥協できて、相手もどこまでなら妥協できそうかを考えます。


この時に妥協点を一つだけしか考えていないと、相手との意見が食い違った時にまた同じ会話に戻る可能性があります。


妥協点は

「相手の意見を出来るだけ優先したもの」

「自分の意見を出来るだけ優先したもの」

「その中間」

の最低3つは用意してください。


もちろん出来るのであれば、5個でも6個でも多いに越したことはありません。


予め妥協点が準備できていると、相手との意見が食い違った時にも、冷静に次の妥協点について話が出来るようになります。


妥協点が多ければ多いほど、冷静に話を切り替えるポイントが増えますので、その分冷静に話を進めることができます。


なお「妥協点」と言っていますが、これは「代替案」があれば、そちらの方がベストです。


一方的にどちらかが我慢をするのではなく、どちらもが納得できる案を考えるのが一番大事なポイントになります。


整理のポイント4 お互いが冷静な時に話す

最後は整理のポイントではありませんが、

「お高いが冷静な時に話をする」

ことが大事です。


どれだけ相手のことを考え、どれだけいい案を考えたとしても、冷静に話をすることができなければ、絶対にいい結果は出ません。


どちらかでも感情的に話をしてしまうと、結局元のイヤな関係に戻ってしまいます。


どれだけ自分も相手も冷静に話せるか。

これがもっとも大事なポイントになります。


まとめ

仕事をしていると、どうしても話が合わなくてイヤな思いをすることがあります。


これは人と仕事をしている以上、どうしても避けて通ることのできない問題です。


そんな時に相手のことを悪く思うのではなく、どれだけ相手を理解しようとするかでその対応結果が大きく変わってきます。


しかし、どれだけ自分から歩み寄っても、どうしてもうまくいかない人も残念ながらいるのも事実です。


そういった人にはどこまでも歩み寄ろうとするのではなく、どこかで割り切って「その人と一緒に仕事をしないにはどうするか」を考える必要もあると思います。


1日の大半を会社の中で過ごすのであれば、出来るだけ気持ちよく言われるように力を使うのがベストだと思います。