物事を効率的にこなすコツ【見極めと仮説が最強です】

f:id:Airoue:20190813211712j:plain

趣味など好きなことをしていると、それを早く終わらせようとはなかなかおもいませんが、仕事や家事などあまり好きなことでは無い時は、少しでも早く終わって欲しいと思います。


しかし中々思い通りに進まないで、モヤモヤすることがあると思います。


そんな時にどうすればいいか、それを今回はお話します。


物事を効率よくこなすコツ

f:id:Airoue:20190813211904j:plain



効率的に物事を進めにはコツがあります。


当然ですが闇雲にやっていても、効率よく物事を終わらせる事はできません。


では効率的に物事を進めるコツとはどんなものでしょうか。


それは

1. 終わり(結果)をイメージする

2. 途中で課題になりうるものを徹底的に洗い出す

3. 洗い出した課題の中で本当に解決すべき課題が何かを見極める

4. 解決すべき課題に対して、仮説を立てる

5. 立てた仮説に沿って解決策を調べる

6. 調べた結果を実践し、うまくいかないところは2からやり直す

の手順で進める事です。


ここでは実際に私が上司から受けた

「A社の求人サービスが人気だから、うちでも同じことをしたい。」

「実施に向けて企画を立ててほしい」

という依頼をベースに物事を効率的に進めるコツについてもう少し細かくご説明します。
※内容は一部変更しています。


1. 終わりをイメージて行動する

f:id:Airoue:20190813212146j:plain


あなたが上司からこの指示を受けた時、まず何から手をつけるでしょうか?


「A社のサービスは具体的にどんなものか」

「A社のサービスを使うメリットは何か」

「A社はどれくらいの市場を持っているのか」

「今から参入しても勝機があるのか」


こういったことを調べるかもしれません。



しかし、このどれを調べたとしても、答えにたどり着くのは難しく時間がかかってしまいます、



なぜなら、この上司が

「なぜ他社のサービスと同じことをしたいと思っているか」

その答えがないからです。


その為、まず最初にすべき事は、

「なぜこういった依頼をされているのか、その仮説を立てて上司と認識を合わせる」

ということをする必要があります。


どれだけ完璧な情報を集めたとしても、上司の人が思っているものと違っていたとすると、それは何の意味もない情報になってしまいます。


こうして上司の人を含めたチーム全体で目指すべきゴールを明確にするのが、一番最初のステップになります。


2. 途中で課題になりうるものを徹底的に洗い出す

f:id:Airoue:20190813213237j:plain

チーム全体でゴールのイメージを共有できれば、次の段階に進みます。


次の段階では、それを実現する為には

「何を解決する必要があるか」

を明確にしていきます。


ここで初めて先ほど挙げた

「A社のサービスは具体的にどんなものか」

「A社のサービスを使うメリットは何か」

「A社はどれくらいの市場を持っているのか」

「今から参入しても勝機があるのか」

について検討を進めていきます。


3. 洗い出した課題の中で本当に解決すべき課題が何かを見極める

f:id:Airoue:20190813213057j:plain


しかし、全てのことをただ闇雲に調べても時間だけがかかってしまい、十分な結果を出すのは非常に難しいです。


ここで必要になるのが

「今本当に解決すべき課題は何か」

を明確にすべきです。


今すぐ解決しなくてもいい課題は後に回し、本当に解決すべき課題に対して全力で調査をすることで、余計な時間を使うことなく調査を進めることができます。


今回の例では、

「そもそも今から参入しても勝機があるのか」

ということが一つの鍵になります。


なぜなら、いくら素晴らしい企画も、売上につながらないのであれば、全く意味がないからです。


社会人として出来ないことを「出来ない」と伝えるのも大事な仕事になります。


4. 解決すべき課題に対して、仮説を立てる

f:id:Airoue:20190813213414j:plain


今すぐ解決すべき課題を見極めることができた後は、具体的に調査を進めます。


ここでも大事なポイントがあり、それは

「予め課題に対して仮説を立て、それを確認する為に調査をする」

ということです。


先ほどの「今から参入して勝機があるか」という課題に対して、何も考えずに調査を進めたとしましょう。


すると、バラバラの情報をかき集めるだけになってしまい、それを体系立てて纏めるのにも多大な労力を使うことになってしまいます。


これではせっかく調査をしたとしても、膨大な時間と労力をかけた割には、薄い内容になってしまいます。


それを防ぐ為にまず「仮説」を立てます。


今回のケースでお話すると、

「A社は都心部で威嚇的若い年齢層だけをターゲットにしている」

「地方で比較的恒例者から退職後の人材はターゲットに入っていない」

「この年齢層を取り込むことが出来れば、まだチャンスがあるかもしれない」

という仮説を立てました。


5. 立てた仮説に沿って解決策を調べる

f:id:Airoue:20190813213938j:plain

この段階になると、自分たちの立てた仮説が正しいか、それとも間違えているのかについて徹底的に調べます。


予め仮説を立てているので、チームメンバー全員がその答えを出すためだけの行動ができます。


せっかくチームで動いていても、全員がバラバラのゴールを目指して動いているのでは、全く意味がありません。


その為にも、予めゴールを定め、そこから課題を見極め、その課題に対して立てた仮説を検証する


この流れが非常に大事になります。


6. 調べた結果を実践し、うまくいかないところは2からやり直す

f:id:Airoue:20190813214029j:plain

最後は立てた仮説に対して調査した結果を体系立てて整理するだけです。


一番最初の目的、それに対する課題と仮説、仮説に対する検討結果があれば、報告資料を作るのはそれほど難しい作業ではないと思います。


もし立てた「仮説が間違えている」ということが分かったとしても、その次のゴールが何か、それに対する課題は何か


と今までの手順を繰り返し行えば、最短で成果を出すことができます。


まとめ

今回は会社の企画に関して例を出してご説明しましたが、それ以外の家事や趣味の活動に関しても、当てはめることができます。


料理であれば

1. 夕食の準備に時間がかかってしまっている

2. 一品一品作っているので時間がかかっている

3. 一品目と二品目を同時に作れないか

4. 材料は似ているので、同時に下準備をしたら早く作れるかもしれない

5. 実際に調理してみる

6. 一緒に下準備をすることで3分の2の時間で調理ができた


といった感じで応用ができます。



最初のうちは逆に手間がかかっているように感じると思いますが、採取的な結果を出すときには今までと劇的に変わっています。


しかし短時間で結果を出すにはこの上なく効果的な手法ですので、ぜひ一度試してみてください。